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なぜ当社はジュニアのエンジニアを採用するのか|AI前提の開発でジュニアが価値を出せる理由

公開日 更新日 読了目安 5分執筆 湯本 堅隆(株式会社クオリティスタート)

当社への応募を考えているエンジニアの方に向けた記事です。結論から言うと、当社が実務1〜5年程度のジュニアのエンジニアを中心に採用しているのは、シニアと組み、AIと一緒にコードを書く体制であれば、ジュニアでもお客様に価値を出せるからです。この記事では、その理由と、求める適性を説明します。なお、未経験の方は採用の対象外です。

募集の条件は、採用情報のページにまとめています。

当社のいう「ジュニア」とは、どんな人か

実務経験が1〜5年程度で、まだ一人では設計の判断に自信を持てないエンジニアです。仕事でコードを書いた経験はあるけれど、どのコードが品質を支えているのかは、まだ体感できていない。そんな段階の方を想定しています。

なぜ、ジュニアを採用するのか

ジュニアにしかできない仕事を、任せたいからです。背景は2つあります。

1つは、シニアが1から10まで自分でやる必要のない仕事が、ソフトウェア開発にはたくさんあることです。ソフトウェアのコードは、シニアがきちんと設計して屋台骨として品質を守るコードと、誰がやっても大差ないコードに大別できます。体感では2対8です。シニアは2の部分に集中しないと意味がありません。

今は、その「誰がやっても大差ないコード」の多くをAIが書いています。当社では、コードの約99%をAIが書き、人は要件・設計・レビュー・品質の判断を担います。規約・制約・テスト方針を先に整えてあるので、ジュニアもAIと一緒に、シニアと同じ基準のコードを書けます。空いた時間で、シニアはメンターとしてジュニアの壁打ち相手になれます。

もう1つは、シニアが失ってしまった、まっすぐ物事を見る目です。経験を積むと、技術の盛衰、失敗したプロジェクト、崩壊したチームなど、いろいろな地雷を踏み、色眼鏡ができます。それは知見でもありますが、物事をまっすぐ見られなくなる弊害もあります。経験の浅いジュニアは、先入観なく物事を見てくれます。そこに価値があります。

なぜ、シニアを中心に採用しないのか

本物のシニアは、転職市場にほとんどいないからです。

即戦力の方には、当社に雇われる理由がありません。独立するか、大企業で責任のあるポジションに就くのが最も合理的です。

もう一つの問題は、本物のシニアが驚くほど少ないことです。業務で求められる文書を書き、他人の成果物をコピーして手直しし、生成AIでライブラリを探してなんとなく入れて作業を終える。これが半人前のレベルです。このレベルの人が最も多く、経験年数はほとんど関係ありません。10年目の半人前もたくさんいます。同じ半人前なら、伸びしろのあるジュニアのほうが10倍良いと考えています。

ジュニアとシニアの組み合わせで、何が変わったのか

チームが出せる成果が上がりました。

労力は外注できても、能力は外注できない。

— 和田卓人さん(t_wada)

能力を上げる、つまりチームのキャパシティを上げることは、外注では代わりがききません。頭ではそう思っていても、人を採用してキャパシティが上がるのかは、半信半疑でした。実際にやってみて、上がると痛感しました。理由は2つです。

1つは前述の、誰がやっても大差ないコードの存在です。シニアが2の部分に集中し、空いた時間をメンターとして使うことで、ジュニアを活かせます。

もう1つは、ドメインへの習熟です。アプリケーションごとに、業務のルールもアーキテクチャも大きく違います。6か月同じチームで仕事をしているジュニアのほうが、入ったばかりのシニアより、そのアプリケーションに詳しいという理由だけで生産性が高いこともあります。

そのため当社では、ジュニアとシニアの組み合わせを最小の単位にしています。ジュニアとシニアのペアと、シニアだけのペアで、出せる成果はほとんど変わりません。

ジュニアに求める適性は何か

一言で言うと、「もっとわかりたい」と思えるかどうかだけです。

ソフトウェア開発では、自分のスキルがどんどん古くなるので、自分で更新し続ける必要があります。その原動力は好奇心で、好奇心は内側から湧き出るもの(内発的動機づけ)なので、外から植え付けることはできません。

プログラミングでは、連想配列、クラス、オブジェクト指向、インスタンス、セッション、ステートといった抽象的な言葉を浴び続けます。その言葉が何を表しているのかを、具体的なコードと結びつけて考え続けられるか。AIがコードを書く時代でも、AIが書いたコードの意味を自分の言葉で説明できなければ、品質の判断はできません。

この壁を越えられるかは、経験の多い少ないではなく、知的好奇心の密度で決まります。「これだけのことなのに、えらく難しいな」と前向きに反応できる人が、伸びていきます。その点は、採用の過程で確かめさせていただきます。

実際の現場では

当社では、要求の整理や要件定義の段階から、エンジニアがお客様との打ち合わせに同席します。開発しているのは、全国1,000店舗強で使われるモバイルオーダーのように、多くの人が使うアプリです。デビュー戦が、誰もが知る企業の案件になることも多く、腕を磨くにはちょうどよい環境だと思います。

働き方はフルリモートで、客先常駐はありません。

まとめ

  • 当社のいうジュニアは、実務経験が1〜5年程度のエンジニア。未経験の方は採用の対象外
  • シニアと組み、AIと一緒に同じ基準でコードを書く体制なので、ジュニアでもお客様に価値を出せる
  • 求める適性は、「もっとわかりたい」と思える内発的動機づけ

募集の条件と応募の方法は、採用情報のページをご覧ください。ジュニアの方からのご連絡を、お待ちしています。

よくある質問

未経験でも応募できますか?

未経験の方は、採用の対象外です。当社でいうジュニアは、実務経験が1〜5年程度のエンジニアです。

ジュニアは、どんな仕事を担当しますか?

シニアと組み、AIと一緒にコードを書きながら、Webアプリやモバイルアプリを開発します。要件定義の打ち合わせにもエンジニアが同席するので、上流の工程も経験できます。

働き方は選べますか?

フルリモートで、客先常駐はありません。週3〜4日勤務や時短勤務も相談できます。条件の詳細は採用情報のページにまとめています。

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