採用情報
ジュニアのエンジニアを募集しています
- ジュニア(1年目〜5年目ぐらい)の方で、スキルアップしたい、環境を変えたい、自分で色々できるようになりたい、そう思われている方を中心に、採用を行っています。
- ジュニアの皆さんをシニアエンジニアと一緒にチームを組んで、シニアエンジニアに壁打ちしながら、パフォーマンスを発揮する領域を拡大する。それが最も組織を強くする。そう考えています。
- DHHが引用していた「ジュニアを採用しない連中はシニアに値しない」という記事に感銘を受けたのが、ジュニア採用を考えたきっかけです。自分もジュニアから育ててもらった恩返しをしたいこと、ジュニアとシニアのエンジニアでペアを組ませると、二人のシニアエンジニアと変わらない価値を発揮できた実体験に、すごくフィットしました。
- 多くのアプリケーションにおいては、「シニアが設計して品質を担保する屋台骨となるコード」と「誰が書いても大差がない、ありふれたコード」で構成されます。「誰が書いたって大差ない」コードが最も多く、全部シニアがやる必要がない。私はそう考えています。
- 実務経験が無い方でも、プログラミングがある程度できる(基本的な文法がわかり、クラスとオブジェクトの区別がつく)レベルであれば、検討させて頂きます。
- 当社はフロントエンドが強いので、フロントエンドのコードを書いて頂ける方が希望です。AWSのクラウドエンジニアになりたい!という方はマッチしないです。うちにそのキャパがないです。
- 年齢については、35歳前後までとさせて頂きます。30歳なら全然若手です!
シニアの方向け
問い合わせがあったので、加筆します。(2025.09.18)
- シニアの方でも、ご興味があればぜひご連絡ください。PMご経験のある方であれば、シニアPM+ジュニアSE+シニアSEという座組が組めるので、当社しては大変助かります。50万〜70万レンジの基本給となります。
- ご家庭の都合で実家に戻られたのでリモートでないと厳しい、産休・育休に入られた、心身の不調で休職・傷病されていた、家族の都合で週5働くことができないなど、大人になると色々あります。そこを、マイナスに考えておりません。多様性、というものですから。
- ジュニアで週3稼働でパフォーマンス出すのは極めて難しいですが、マネジメントなら別。マネージャーは「成果を出すためのプロセスを作る・改善する」ことがお仕事です。フルタイムで手を動かさなくても成果を上げることは充分可能ですし、また成果が上がるまで時間差があるので、半稼働でも充分かな、と思うこともあります。自分がそうなので。
- 手を動かさないで成果を上げることほど、難しいものはないです。挑戦されたい方も歓迎します。
ワークスタイル・就労条件など
- 原則、フルリモートです。時々、クライアントや当社まで出社することはゼロではないですけど、週5フルの出社はございません。
- フルリモートにこだわっているのは、私も含め、家庭のために割く時間を捻出するためです。働きやすさと時間の都合のつきやすさは直結します。
- コアタイム(日中のSlackは見ておいてね)ありのフレックスタイム制です。
- 試用期間は1ヶ月です。答えを出すのは速いほうがお互いメリットがあります。
- ジュニアの方は、25〜35万の基本給です。完全実務未経験の場合、25〜。みなし残業はありません。1日8時間も働けば充分です。
- 社保完備・退職金制度はありません。
- 皆さんのご自宅でお仕事して頂くため、それらの補助手当(光熱費・通信費など)は別途用意しています。
- エンタープライズ向けの案件が中心です。プロダクトを開発されている会社さん、エンタープライズ向けSIをやっている会社さんとSESで契約するケースが多いです。ジュニアの皆さんには、この種の案件に、当社のシニアエンジニアと一緒に入って頂きます。
- ジュニアは、業務で求められるドキュメントを記述したり、他人の成果物(サンプル)をコピー&ペーストしつつ手直ししたコードを書くことで作業を完了する。最初のハードルです。ここまで来れるヒトも結構少ないです。動くコードを書くのは、たとえコピペだとしても、簡単じゃない。
- 当社は東京都大田区にあるため、そこから90分圏内にお住いの方を希望しています。
- フルリモートが原則ですが、パフォーマンスが出ないのはお互いの問題なので、会ってお話を聞きながら進めることも、絶対に必要だからです。北海道等にお住いの方だと、私どもがフォローアップできないので、難しいです。
ジュニアの方に求めること
- ジュニアのエンジニアに求めるのは、「自分がもっとわかりたい」というストイックさ、のみです。
- ソフトウェア開発において覚えないといけないことは増える一方で、要素技術をマスターするだけで、けっこう大変です。
- 何かのコードを書けるようになるのは、誰でもいけます。そこから発想のレベルを変えてコードを書けるようになるには、「もっとわかりたい」という内発的動機づけが必要不可欠です。
- これは外からインストールすることができない。私どもがいくら教えても、内発的動機づけがプログラミングに向くかどうかは、完全に個人の資質に委ねられます。
この一コマがすごい好きです。
(湾岸MIDNIGHT. 第29巻より引用)
プログラミング、逃げ場がない
- ソフトウェア開発は、逃げ場のない仕事です。誰のせいにもできないですから、自分のコードが動かないのは。会社のせい!顧客のせい!同僚のせい!それはできない!書いたのは自分!
- 自分のスキルはどんどん陳腐化するので、アップデートする必要があります。自分自身でアップデートしていける基礎体力と思考回路が必要で、自分の好奇心がガソリンとなります。外野が植え付けることができないものです。
- ソフトウェア開発は知的好奇心を刺激しまくる楽しいお仕事ですが、逃げ場がない仕事なのでプレッシャーは常にあります。それを上回るには「わかりたい」という内発的動機づけが必要です。
- 内発的動機づけがプログラミングに触れて持てるかどうかは、個人差があります。真っ黒い画面に文字を打ち込んで、「できた!うわあ!楽しい!」ってなるヒトと、ならないヒトに、はっきり別れます。これが向き・不向き、です。
わからないことを言語化する
- 採用にあたり重視しているのは「ここはスムースに書けた」「ここは全然わからん、全くコードを書けなかった、なぜなら・・・」というギャップを説明できるか、です。ギャップが小さいほど教育コストが下がります。この種の適正は、実務経験の長い短い、ほぼ関係ない。
- 自分がわからないことを言葉にするのは、極めて難しい行いです。わからないことを認めたくない方も結構いて、そこで意固地になるタイプだと教えても浸透しないので、不安を覚えます。
- プログラミングは抽象的な言葉のオンパレードです。if/forぐらいは簡単ですが連想配列・クラス・オブジェクト指向・インスタンス・セッション・ステート等、一言で言い表せない言葉に、とても多く出会います。そこがわからないから、手が動かないし、応用が効かない。
- プログラミングが上達するには、言葉に「丁寧に向き合うこと」です。これはなにを言っているんだろう、これがこうなら、この場合はどう表現するんだろう、そういう表現のボキャブラリーを増やすことが、最も成長につながります。一気にコードが書けるようになるんですよ、そこが増えるとね。
- このような読解の過程は、楽しめる(内発的動機づけがもてる)ヒトと、そうでないヒトに、はっきり別れます。楽しめないなら採用する意味がないです。プログラミング以外の何かで「もっとわかりたい」と思える分野がお有りなら、そちらに注力すべき。キャリアは一本道じゃないから。
技術的なこと
- 言語は、TypeScript / Python / Dartの3つです。
- React / React Router / FastAPI / Flask / Flutterあたりを重用しています。
- フロントエンド・バックエンド、双方にTypeScriptを採用する「Full-Stack TypeScript」を採用しています。開発生産性・育成コストの両面から、最もROIが高い選択肢のため。
- 自分で要件を整理してUIを実装して、それにみあうバックエンドのコードを全部かけるようになるのが一番良いです。不可能でも何でもありません。
- Pythonは、一部案件でバックエンドがPythonであったり、機械学習・AI系のライブラリが充実しているので、使っています。
- Dartは、スマホアプリを作るための言語です。Flutterという技術を使ってアプリを作っています。ジュニアの方は、Flutterから入ることが多いです。
- この3つの言語の開発経験は不問です。どの言語でも構いませんが、基本的なロジックがかけること、よくわからないけどまずは写経してみようと開き直って手が動かせること、それを求めます。地味な作業をやりたがらない方は、エンジニア向いてないです。
- クラウドは、Google Cloudがメインです。Firebaseなども使います。
- Macbook Air(1TB/24GB RAM)を支給します。好きに使ってください。
ご興味を持って頂いた方へ
- 当社のお問い合わせフォームから、以下の内容をご記入の上、ご連絡ください。
- エンジニアを続けたいと思っている理由
- なりたいエンジニアになるために感じている、お悩みごと
- プログラミングにおいてよくわからなかったこと
最後までご覧頂き、ありがとうございました!
