非常に示唆的なツイートがございました。
派遣の事務員(月給25)が片手間でやったもので、定額なら2万/月ぐらいだろうというお考えの会社さん、多いと思います。それで請ける会社がいるとすると、それも怖いけど。
「費用対効果が明確で、導入しやすい価格帯のシステム」を求めて情報を集める会社さんも枚挙に暇がないですが、 そんなものどこにもないです。特に「効果が明確」の部分です。
費用対効果が明確を裏返すと、自分たちの現状と課題に対して、最低限のゴールが見えていない状況ではないでしょうか。一点買いで万馬券を当てたいんで情報をよこせと言ってるようなものです。どこの営業も「確度低いな」と思うはずで、確度が低い所に食いつく会社もいませんよ。
課題が複雑であって色々解きほぐさないとダメってケースもあると思いますが、解きほぐせ無いものは解決できないです。
僕ら受託側は、横展開できるものを求める傾向にあります。事例として謳えるケース、ごくごく僅か。何屋ですかと言われて、何でもは通用しない。専門性の高い領域で商売をしており、認知されるエリアを決めないといけないので。生き残るために。
SaaSのように「広く一般的な雑用から人類を解放する」ソリューションはたくさんあります。「なんか違う」と感じられる場合、広く一般的ではなく、貴社を取り巻く環境に依拠する個別の問題があろうかと思われます。
各社個別の課題を個別のコードで対応するのは、誰もやりたがりません。ソフトウェア開発と労働集約は相反しますので、コードを書く人間は労働集約を嫌がります。
最近強く感じるのが、組織を再設計できる胆力がない話を良く見聞きします。社内ですら「こっちにいこうぜ」とポジションを取れなくなっている。タイパ指向の成れの果てだなと、勝手に思っています。
話が逸れちゃいましたが、冒頭の費用対効果が見えない is「広く一般的な雑用から人類を解放する」ことはわかったが、ウチ固有の問題に対してはフィットしない、だけですよね。固有の問題を理解して固有のシステムを入れたら、オーダーメイドだと1000万はかかります。
それを500万にする方法(助成金じゃないですよ)、1つだけあります。固有の問題を一般的な問題まで解きほぐすコストを、僕ら受託側に頼り切るのでコストが高くなります。内部で行う試行錯誤の手間と時間は、直接的にはお金が発生しない。やればやるほどお金がかかるわけでもないでしょう。
さぁ、皆さんも戦ってください。僕らは常に戦っております!
