他にない、上質なITを

Column

ルーキ投手をはじめとした、外国人4選手の退団に寄せて


Pocket

【ヤクルト】ルーキ、リベロら外国人4選手の退団が決定

ヤクルトのジョシュ・ルーキ投手(33)、プレストン・ギルメット投手(30)、カルロス・リベロ内野手(29)、ディーン・グリーン内野手(28)の4選手が今季限りで退団することが4日、決まった。

2日には日本野球機構(NPB)から各球団の保留選手名簿が発表されたが、ヤクルトの同名簿には4人の名前がなかった。自由契約となった助っ人勢について、奥村国際グループ担当部長は「彼らには再オファーは出さない方向」と説明した。

チームも最悪の状態であることも踏まえて、助っ人も一新しようという意図もあるかもしれませんね。

最後まで「幼稚っぽさ」が抜けきれなかったルーキ投手

このメンツの中で最も長くスワローズに在籍したのは、ジョシュ・ルーキ投手です。ストレートでグイグイ押してくるパワーピッチャーで、変化球はスプリットとスライダー。能力的には問題がなかったのですが、精神的に脆い所が散見されました。打たれるにしても自滅が多く、心証が悪かったです。 悪いなりにというのがない。有名なのが敬遠の暴投で勝ち越し点を献上した事件ですね。

敬遠暴投ヤクルト・ルーキ、立っての敬遠苦手だった

また、私が忘れられないのが今年から富山サンダーバーズの監督に就任した、伊藤智仁投手コーチの苦渋の表情です。秋吉投手の離脱でクローザーに回ったライアン小川投手が広島戦でボッコボコにやられ、ルーキ投手をクローザーに転換したおそらく最初の神宮での試合。ルーキ投手はランナーを背負った場面で登場し無事死亡しました。その時、フジテレビONEのカメラマンが抜いた伊藤智仁投手コーチの心の折れた苦渋の表情が、印象に残っています。決め球のスプリットの精度が甘く、スライダーもふわっと浮いてしまう軌道なので空振りが取れないのも、クローザー適性がない要因でした。

先発転向でワンモアチャンスもあったギルメット投手

こちらもクローザー候補で獲得したギルメット投手。フォークボールが決め球の投手でしたが、良い所にフォークが制球できず春先はボコスカ打たれてしまいました。その後敗戦処理的な使われ方としながらも、9月頃には先発で3回ほど登板し、いずれも好投してくれました。ただ、80球前後からフォークの精度が甘くなる傾向があり、フォークの精度次第で天と地に分かれてしまいそうな危うさはあったように思います。もう1つ良いボールがあれば、という所だったかもしれませんね。

ダボハゼのように高めを振りまくったリベロ選手と最後まで活躍できなかったグリーン選手

リベロ選手は変化球を右に打つことが出来るシブさを持っていました。6本の本塁打を打ちました。ローボールヒッターで、変化球を救うのは上手いけど高低で責められるのが苦手なタイプ。各球団と一巡するまでは外の変化球を中心に組み立てていたのですが、ボールに近い高めの真っ直ぐを必ず振ってくるダボハゼであることがバレてしまい、ドンドン数字が悪くなりました。 左投手のクロスファイヤーも大の苦手でした。グリーン選手については、特に思い起こす何かはございません。

投手3人+打者1人が基本線かな?

来年(2018年)の外国人選手の活用について、この2選手は契約続行が確定しております。

  1. ブキャナン投手
  2. バレンティン選手

で、クローザー候補としてカラシティ投手の獲得報道がありました。ハイライトの動画を見る限り、決め球はチェンジアップのようですね。まっすぐと同じぐらい腕が振れている用に見えますね。その辺も使いながら、チェンジアップでタイミングを狂わせて三振を取る、というのが持ち味のようです。

燕新守護神候補に元メジャー右腕!奪三振マシーンのカラシティ獲りへ

あとは、先発とクローザー(セットアッパー)が1枚ずつって所ですかね。中日のジョーダン投手がリリースされたので、取りに行くようです。ソフトバンクから獲得した山田投手もいます。両投手ともリリースされた投手なので、先発5〜6番手にハマってくれたら御の字かもですね。

投手は石山、打者は川端

先発陣は、ライアン・ブキャナン・原樹理・星知弥の4枚が中心となり、石川・館山のベテラン陣に、ドラフトで獲得した大下投手、実績のある山中投手、ジョーダン投手、山田投手、恐らくもう1枚の助っ人あたりで構成されるのではないでしょうか。由規投手が中6で回せるのであれば、ブルペンを厚くすることもできますね。東京ドームで2回投げてひたすら菅野投手に当てられながらも好投を見せた左の岩橋投手もいますね。寺島投手・中尾投手・高橋投手は、まだ時間がかかりそうです。

キーマンは石山投手でしょう。彼、来年は7回を投げるんでしょうか。先発再転向なんでしょうか。投げるボールは一級品です。ストレート・スライダー・フォーク、どれもいいです。昨年もオープン戦では順調な仕上がりを見せていました。石山→秋吉→カラシティの方程式が上手くいくかどうか。ここが固まれば、山田投手をセットアッパーで使うことも考えられますね。7→8→9の中継ぎ陣の整備に成功したらAクラスが見えてきます。

打線はスタメンが揃えば・・・揃えば・・・ はい。助っ人を頼りたいのはセットアッパー。畠山の動向次第ですが、男・村田はバックアップ要員として欲しいですよ。神宮なら20本打ってくれると思いますし。

ま、それは置いといて、キーマンは川端慎吾選手です。この人が143試合スタメンで出てくれるかどうかだけです。

スワローズの打線で心配なのは。川端→山田→雄平→バレンティンの並びが揃うかどうか。1番は恐らくグッチ〜でしょう。川端がいるなら。いないなら山崎選手に賭けても面白い。ファーストは村田でいいじゃん〜 ファーストもサードも守れるし〜 川端ファーストで介護起用してもいいし〜 6番村田修一なら打線の厚み、半端ないっしょ〜。廣岡と川端を併用するならわかるけど。底上げがメインであるなら、若手の活用機会を増やすしかないですね。第一次小川政権で、畠山を我慢して使い続けたように。

96敗した原因は様々にありますが、最大の原因は貧打にあったと思います。山田とバレンティン以外は安牌打線になってしまっていたので、ランナーを置いてこの人達に回せる状況を作るためにも、川端慎吾選手が必要です。


おすすめ記事

最後までお読みいただきありがとうございました。
こちらの記事にご興味を持っていただいた方には、こちらの記事もおすすめです。

執筆者について

著者

(株) クオリティスタート 代表取締役

湯本堅隆(YUMOTO Michitaka)

略歴

1979年生まれ。ISPの電話サポートのアルバイトをきっかけにIT技術に興味を持ち、2003年にアイ・ティ・フロンティア(現タタ・コンサルタンシー・サービシズ)に新卒で入社。

SIer在籍期間からブログ「GoTheDistance」でSIerを巡るIT業界のあり方・エンジニアのキャリアについて記事を書き、累計はてなブックマーク数40,000を超えるブログになりました。

「ITを使いこなしたいなら、ユーザー企業は内製すべき」と主張しているうちに、2009年から雑貨卸の有限会社 エフ・ケーコーポレーションで内製化を1人で担当するはめに。メーカー送料ロットのない雑貨卸というビジネスモデルをITシステムを実装することで確立し、経済産業省が主催するIT経営実践認定企業に選ばれました。

「システムを作る人材や会社」はあっても「何が正しいITシステムなのか」を事業会社の立場で考え、デザインできる人材が枯渇している。

この課題を解決したいという思いから、会社を創業しました。

重度の野球好きで、東京ヤクルトスワローズのファンです。


お問い合わせはこちらから