他にない、上質なITを

Column

フリーランスはグライダーの操縦士のようなもの


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言い得て妙だなぁと思いました。

フリーランスはグライダーのパイロット

フリーランスの最大の弱点は、ひとりであることです。セーフティーネットがないので、一人の責任で生き死にが決まります。スケールすることはありませんが、遠くまで行くことは出来ます。その様子を、プログラマとしても著名な結城浩先生は「グライダーに乗って飛行しているようなもの」と喩えていました。

グライダーを運営しているので、全ての裁量が自分にあります。追い風に乗ればより高く、より遠くまでいけます。でも、その反対のことも当然起こります。落っこちるのは、とても簡単です。

従業員にはなりたくないからフリーランスになったり、私のように小さくても会社を運営している方がたくさんいらっしゃいます。自分で今日の仕事をデザインし、いつ仕事を開始して何を区切りとするのかを、自分で決めることができる「生き甲斐」があります。時間配分も(突発的なトラブルがなければ)決定することが出来ます。残業という概念がないので、時間の組み換えは自分で行うことができる。そこが魅力でもあります。

これは経営者も同じですが、フリーランスには失業保険というのがありません。日本の税・社会保障は会社員であることにメリットが大きい仕組みになっています。それが良い面でもあり労働者の立場を守ることにつながっていますが、正社員という囲い込みも難しくなってきました。特にIT系のような、プロジェクト単位で人が動くものは、プロジェクトが終わったら解散できるようになるのが最も生産性が高くなります。

労働者の立場をどこまで守るのか

いつでも辞めさせることができるようになると、良くも悪くも採用は活発化するでしょう。次の仕事を保証する必要がないとなれば、誰だって採用したくなります。採用の機会が多くなればなるほど、売り手市場になって結果的に好条件の仕事が増える。この相関関係が好循環につながれば、解雇がしやすいことがメリットにも繋がる。机上の空論臭がすごいですが、高スキルを持っている人材に当てはまる理屈かもしれません。

「自らのライフステージに合わせ、働き方を柔軟に選択できる社会」なるものが必要だから、働き方改革がクローズアップされています。働き方改革は、要は雇用関係の改革と一緒です。労働者の再定義をしましょうという話ですね。

特にIT系のようなプロジェクト単位で人材を最適化するのが運営上望ましい形態は、従来の『企業単位』から『プロジェクト単位』に最適化した法人のあり方があっても良い。でも、解雇がやりやすくなったら引き抜きも当たり前になるよなぁ… 強いものが更に強くなるのは改革でも何でもない。

とりとめのないエッセイになってしまいましたが、会社員とフリーランスが水と油のような社会になってしまう現状を変える必要がある。それだけは間違いないと思います。


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