顧問エンジニア

要求と要件をキチンと区別できていますか?

これは私がIT企画を仕事にしている中で、とみに感じることです。以下の図をご覧ください。これが「成功する要件定義」の全体像です。

要求とは「お客様の間で経営課題を解決するために必要なITシステムに求める条件及び責務」のことです。要件とは、要求を満たすために必要なITシステムの全体像です。要求を定義しただけでは、正しい要件にはなりません。また、要求を明確に捉えていない要件であれば、正しいとは言えません。

ITシステムの全体像は、下記の3つに区分けされます。この3つが明確になっていない要件は、少なくともITシステムを作るための要件として適切ではありません。

  • UI(ユーザーインターフェイス)
  • データ
  • 機能

UIはシステムを操作する画面のことです。データはシステムで管理したい情報。機能は、UIとデータをつなぐものです。UIによって入力された情報を、いかに業務運営にとって意味のある形にして参照できるようにするのか…そういったことを考えます。

上記のような定義を出すと「これは外部設計では」という指摘が、主に同業からあります。工程のラベルなどなんでも良いですよね、と私は考えます。外部設計と要件定義を分けて考える理由が私にはありませんので、私にとって要件定義は上記の3つが漏れなく整理されていることを意味します。そうでなければ、正しい見積もりも出すことが出来ません。

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