顧問エンジニア

中小企業がIT活用に積極的ではないのは当たり前

様々なIT系のメディアや公益社団法人のような国家的組織までもが、「中小企業はもっとITを活用して生産性をあげる必要がある」と主張しています。

自社の経営課題を解決できるシステムが手に入ることが約束されているなら、中小企業のIT活用はグンと進むでしょう。導入することで成果が可視化されて費用対効果も明確です。しかし、システムの導入は経営課題の解決という挑戦的なものであり、ソフトを買ってインストールすれば良いという話ではなく、非常に費用対効果が判別しにくいものになっています。その為、中小企業がIT活用に積極的ではないのは当然のことだと弊社は考えています。

相談相手がいない

最大の原因は、自社の立場に立って経営課題を解決するために必要なITを決定できる人材がいないことです。

経営課題が何であるかは経営者が一番良くご存じですが、システムを利用した業務によって経営課題の解決が可能かどうかを検討するには、経営だけではなくITの知見が絶対必要です。経営課題をシステムの機能として落とし込んで、実装する。そして、改善するために機能拡張して進化させる。こういう実務経験が問われます。

ITの世界は料理の世界にとても良く似ています。お客様に喜んで頂く料理をまず決めます。仮に「トマトソースのパスタ」としましょう。トマトソースという大枠は決まっていますが、作り方は1つではありません。パスタについても同様です。茹で方や直径などを考慮するとたくさんのパスタが存在します。作り方によって出来上がりが異なってしまう為、求められているトマトソースのパスタのレシピを決める工程が必要になります。システムの構築に至っても同じ工程が必要になります。

程度の差はありますが、料理でもシステムでも「大まかな全体像から細部を詰めていって、適切なレシピを書き上げる」工程が必要となります。在庫の管理という全体像は見えていても、実際の中身が異なるのが常だからです。外部の人材を登用するにしても、上述した背景をご理解頂いている中小企業の経営者は非常に少ない為、何を依頼して良いのかわかりません。コミュニケーションを取ること自体が難しいものになってしまっています。

導入しただけでは何も生み出さない

システムが構築する対象はハードウエアではなく、経営や業務という生ものです。その時々で最適解が異なる性質を持っているので、どういった形で導入をすれば良いのかを検討するのが難しく、輪をかけてIT活用を難しくしているのは、システムは導入しただけでは何の役にも立たないことです。

事業運営で日々生み出される情報を適切に記録/集計して、業務効率の改善や売上の拡大に貢献といった成果が感じられるのは、ご利用を開始して短くても3ヶ月はかかります。システムが本当に使えるものであるかどうかは、ある程度利用してみて初めて評価が可能になります。良くも悪くも、利用前の想定していた状況と利用後の状況は必ずと言っていいほど異なります。想定より良い結果が出ることもあれば、その逆も然りです。

IT活用のプロによる診断を受けてみませんか?

中小企業に必要なことは、自社の経営課題を整理してIT活用をどのような形で行うと課題を解決できるのかという現状分析並びに診断です。患者という言葉を使うのは語弊がありますが、医者が患者にカルテを書くのと同じ作業が必要になります。中小企業は限りあるリソースを正しく、同時に賢く利用する必要があります。その為のカルテを書かせて頂くサービスを、当社の顧問エンジニアのサービスでは行っています。

こちらのお問い合わせボタンから、お気軽にお問い合わせ下さい。営業日ベースで一両日中にはお返事させて頂きます。